札幌市物件の管理会社から1部屋5月末で退去する、との連絡がありました。3月中旬から1部屋空きの状況だったのですが、これで2部屋空きになってしまいます。
退去される方の情報を確認すると、なんと昨年10月に入居された人でした。結婚による退去とのことで、特段部屋に不満があったわけではありません。ただ、3月から空いている部屋の入居者も1年未満の短期で解約があり、嫌な傾向が続いています。
3月退去の方は、より安い部屋を求めて、というのが理由でした。札幌市の賃料相場は、東京とは考えられないほど安いです。最寄駅徒歩10分、25㎡、築25年程度で3万円の家賃です。これより安い部屋が実際あるのですから驚きですが、これが札幌市の賃貸相場というものです。よく、広告費が2か月分とか3か月分という話がありますが、管理会社に聞いたところ、家賃が低い分、それくらいの月数分の広告費(約10万円くらい)をもらわないとやっていけないとのこと。東京だと賃料が高いので2か月で済むところです。仲介手数料は地方相場というものはなく、全国一律の基準のようです。
さて、話がそれてしまいましたが、短期解約が続いていることはよろしくありません。札幌市物件は平均入居期間が5年です。他物件と比べても長いのですが、ここにきて傾向が変わってきているかんじがします。ただ、物件の力自体は問題ありませんので、なんとなくですが札幌市全体の地力というか場所の力が弱まっているんじゃないかって感じます。自販機収益も落ち込んでいる、という前回記事の話もありますし。
とはいえ、なんとか入居を決めて満室に復活したいことろ。
世間はGW。
ただでさえ繁忙期を終えて落ち着いているなかで、おそらく賃貸が動き出すのはGW明けかと思います。もう少し、空室状況は続きそうです。
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