とうし業(その他投資)

資金有効活用法~その1

先日の記事で、銀行口座に貯まった現金の有効活用の必要性や、具体的な投資方法を列挙しました。本日は私が実践している有効な資金活用方法を1つご紹介します。(前回記事「不動産投資における現金有効活用」)

次の物件の頭金や諸費用にするために、不動産投資の賃料収入で貯まった現金を手を付けない方も結構いらっしゃると思います。中には1年以上も銀行口座に貯めたままという人もいるかもしれません。

投資は複利効果でさらに現金を増やすことが大切です。1年以上、回収した現金を再投資できない、というのは、非常にモヤモヤすると思います。どうして再投資できないのか、というと、投資指針として、
 ・リスクを抑えて、元本は極力減らしたくない
 ・換金性が高く、資金需要(買いたい物件)があった時にすぐに現金にしたい
というものがあるからだと思います。(少なくとも私はそうです)

それにぴったりな投資方法ないか、随分と探しました。
いろいろ実践してみて一番ぴったりだったのが「FXスワップ投資」です。

FXで外国通貨を購入すると、多くの通貨ではスワップポイントがもらえます。スワップポイントとは、大まかにいうと2国間の金利差分の金利になります。例えば豪ドルを1万通貨(1豪ドル=80円とすると、約80万円分)購入すると、あるFX証券会社では1日50円もらえます。逆に豪ドルを信用取引で売りから始めると、スワップポイントとして1日105円支払う必要があります。

さて、ここで普通に豪ドル1万通貨購入してしまうと、豪ドル/円の変動によって、いくらスワップポイントがもらえるとしても、大切な元本が目減りしてしまう可能性があります。そこで、豪ドル1万通貨の売りも行います。

同じ価格で、豪ドル1万通貨の買いと売りを行えば、豪ドル/円の変動リスクを軽減できます。しかし、問題はスワップポイントです。先ほど例にしめしたように、通常買いのスワップポイントより売りのスワップポイントの方が大きい傾向にあります。豪ドルだと、買い50円/日、売り―105円/日です。なので、このまま1万通貨を買い・売り分保有していても、スワップポイント-55円/日がマイナスになります。

ここで考えるのが複数のFX会社を利用する、ということです。
スワップポイントは、FX会社によって全く異なります。例えば、
 A社: 買い 50円  /  売り -105円
 B社: 買い 30円  /  売り -30円 
のような感じです。

このとき、A社で1万通貨買い、B社で1万通貨売ると、スワップポイント差は+20円になります。同じ通貨を同じ量だけ買い・売りしているので、価格変動の変化は受けず、スワップポイントだけを受け取れます。

ですが、1万通貨購入するのに80万円かかるとすると、買い、売り両方で160万円です。そこから得られる収益が1日20円=年間7,300円だとすると、年率約0.4%で非常に投資効率が悪いです。そこで、レバレッジを利かせます。1万通貨購入するのに必要な証拠金は約35,000円です。これはレバレッジ20倍なので、10倍くらいがちょうどよいです。そうすると7万円くらいが証拠金です。売り買い両方で14万円の投資資金。それに対してスワップで得られる収益が7,300円。そうすると年率5%です。

ほぼ無リスクで年5%です。しかも、換金性は高く、すぐに現金にできます。

ほぼ無リスク、というのは、多少リスクがある、という意味です。
もし、豪ドルが100円くらいになったとき、買いの口座は利益がでていますが、売りの口座はマイナスになっています。この売りの口座でのマイナスが大きくなりすぎてロスカットされてしまうと、買いのポジションだけが残り、途端に価格変動リスクにさらされてしまいます。

ですので、常に両口座の資金余力をチェックしないといけません。これがリスクです。毎日見ていればそうそう問題はおきません。

しかし、私は昨年末の急激な為替変動で、買い口座が強制ロスカットされてしまい、危うい状態となりました。なんとか被害は最小限におさめましたが・・・

しっかりと勉強されたい方はこちらのサイトが役に立ちます。
> スワップポイントサヤ取り(異業者両建)



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