不動産収支管理

物件別の口座開設について

以前、物件別の会計管理について書きました。(以前の記事はこちら)MoneyForwardの部門会計の考え方を使って、物件別に貸借対照表・損益計算書を出力できるように管理しているとご説明しました。3月決済予定の八王子市物件を管理するうえでも新しい部門(物件)を追加して管理を始めています。ただ、銀行口座を新たに開設するかどうか決めていませんでした。

八王子市物件は西武信用金庫から借入予定です。相模原市物件も同公庫からお借りしており、口座を開設済みです。八王子市物件用の入出金を管理するために、新たに口座を開設すべきか、既存の口座を利用するかを決めないといけません。西武信用金庫さんに確認したところ、同一支店で2つ口座を開設することは可能とのことでした。

過去にスルガ銀行から3物件分を借入していた際、それぞれ口座を新規開設しました。そちらの方がいろいろと残高管理が簡単だと思ったためです。また、個人用には弥生会計の個人版を利用しており、部門会計という考え方がなかったことも、複数口座に分けた理由です。こういった過去の実績があったために、あまり深く考えずに、「物件毎に口座管理すべし」と思い込んでいました。

ただ、最近、ふと我に返って冷静に考えてみました。

 1.口座を分けることで口座管理手数料が追加でかかる
 2.管理会社からの振込手数料が倍かかる or 資金移動が必要
 3.MoneryForwardにより部門会計の考え方が利用できる

まず、1.口座管理手数料がかかります。
個人の場合は、どこの銀行も基本的に口座管理手数料はとらないと思いますが、法人だと取られちゃいます。西武信用金庫の場合、540円です。微々たるものですが、1つの口座にすることで節約できます。

相模原市物件も八王子市物件も同じ管理会社になる予定です。現在、家賃の振込に口座振込手数料を540円取られているので、別々の口座に振り込んでもらうと倍かかります。振込は1口座にしてもらって、あとで私が支店内資金移動する、という手もありますが、毎月行うのは面倒です。

最後に部門会計。もともと、口座を分ける理由は、物件別の会計管理が行いたかったからです。部門別に管理できていれば口座は1つでも現預金勘定が別になるので、物件別の現金残も容易に把握できます。要は、口座を分ける必要がありません。家賃が2物件分を1回で振り込まれても、仕訳を細かく分ければよいです。MoneyForwardは非常に便利で、毎月の入金パターンとその仕訳を記憶しているので、1度細かな仕訳パターンを登録しておけば翌月からは大した手間になりません。

これらのことから、今回は物件毎に銀行口座を作るのをやめました。いやはや、即断即決で口座を新規追加しよう、と過去に判断してしまったのですが、ちょっと危ないですね。今回は口座程度の話で軽微でしたけど、重要な判断が知らず知らずのうちに過去の経験による非論理的なものになっていたかもしれない、と考えると怖いものです。気を付けないと。



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