不動産全般

子供に何を遺すのか

今、新築の物件を35年で融資してもらうと、ふと、完済する時期に自分は生きているのか、なんて、考えてしまいます。個人の資産をきっちりと子供たちに遺すのか、自分の代で使い切るのか、考え所です。

不動産という資産を遺すべきか。現金を遺すべきか。
不動産であれば賃料収入を生み出し続けるものを遺せますが、管理・運営能力がなければ、管理会社の言いなりになるか、放置されて現金を生み出さなくなってしまいます。現金を遺しても、適切に運用する力がなければ、残った現金をただ食いつぶしていくだけになります。

不動産・現金資産を遺しても、それをうまく回せる力がないとダメです。そう考えると、資産だけでなく、資産運用・管理できるスキルも遺すべきと思います。私自身のスキルを遺すことはできないので、教育によりスキルを継承する機会を与える必要もあると思います。

私自身、サラリーマン的な安定志向の考え方を小さいころから刷り込まれました。大企業に入って安定した生活を送ればよい、全然知らないベンチャー企業なんかに就職するな、なんて口うるさくいわれたものです。親の心配はよくわかりますが、こういった刷り込みによって自分の考えが多少なりとも制限されていたことは大変もったいなかったな、と思います。

自分の子供には同じ思いをさせたくないと思います。
自らの力で切り開き、誰のせいにもせず、自らの責任でお金を稼ぐ。そういったマインドと必要最低限の知識を与えてあげたいと思います。私の周囲で、若いころから経営者マインドを持っていた人は、大体が親が経営者で、小さいころから親の背中を見てきた、と言っています。私もそういった背中を見せたいな、と。

ただし、どれだけ教育を与えても、向き・不向きもあります。
最低限の教育を与えたうえで、子供達がサラリーマンになりたい、というのならそれは止めません。ただし、その場合は、私は子供達に自身の不動産は遺しません。私が高齢者になれば徐々に資産は売却して現金化し、現金を私の世代でかなり使いきって、少量の現金を遺そうと思います。

もし、マインドもスキルもありそうであれば、不動産管理等をなるべく若いころから教え込んで、うまく資産を引き継いでいきたいなとも思います。適切にスキル・志向を見定めたうえで残さないと、遺す資産は多い方がいい、というわけではないのでは、と思います。

これから子供たちを教育していきますが、私が一番たどり着いてほしいなと考えるゴールは、子供たちが
 親の資産なんかいらない。
 自分の資産は自分で稼ぐ。
 そうやって自分で資産を築いていくから面白いのであって、
 最初から資産を遺されたら人生面白味がなくなる
と言ってくれることです。

資産を遺してあげるより、自ら資産を築ける人間にしてあげることの方が、とっても大切かな、と思う次第。

 



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