不動産全般

即断即決の心構え

本業でも不動産業でも、普段から即断即決するよう心掛けています。スピードだけを優先して重要な判断を誤ってはいけませんし、逆に無駄に時間だけをかけて判断するのでもいけません。大切なのはその準備だと考えてます。

本業の仕事柄、スピード重視で判断する必要性があります。
1時間の会議において、誰かが考えた方針案の説明を受けることが多くあります。その説明を受けたあと、少しの議論を行い、問題なければその案を採用する、という意思決定が行われることになります。

私はコンサルタントとしてその会議に参加しているので、その方針案の良し悪しについて、その場で助言をする責任があります。思い付きで良い悪いという判断ではなく、どういった観点でその案を評価するべきで、その観点で見たときには、この案は良い、などと参加者に説明する必要があります。私の意見を聞いたのち、最終的にクライアントが意思決定を行います。

もし、私がその場で良い・悪いの判断ができずに、特段の意見を述べなかった場合、私は責任を取らさせれる可能性があります。それを「善管注意義務」と我々は略して言いますが、正しくは「善良な管理者の注意義務」です。要は、ちゃんと言うべきこと、チェックすべきことをやるべきで、それは義務であり、その義務を果たさなかった場合は訴訟になりえる、ということです。

と、まあ、1時間程度の会議とはいえ、「善管注意義務」を果たすために、方針説明資料の事前提示がなく、その会議の場で初見であったとしても、即座に「この案は良い案なのか、悪い案なのか。それはどういう視点で見たときに、どういう評価ができるのか」ということを判断しなければなりません。

そのためには、常に準備が大事です。
即断即決するためには、常に、自身はどういう価値基準であるのか、その価値基準において、どのような視点で評価するのか、をブレずに持ち続け、適宜その基準を見直していかないといけません。

また、「どういう情報が与えられれば自分は判断できるのか」ということを考えることも必要です。仕事をしていると、よく、「〇月〇日に、こういう情報が提示されるので、その後判断する」ということがよくあります。この提示される情報というのを都合よく解釈している人も多く、結局情報が提示されたものの、それだけでは判断できず、というケースも散見されます。大切なのは、事前に自らが必要な情報とは何なのかをきっちりと考え、それを相手に要求することだと思います。

不動産投資における意思決定も同じことが多いと思います。
普段から、起こりえる事態に対するシミュレーションを行っておくことが、即断即決、迷わないコツだと思っています。



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